蚊値のあるカミュニケーション

9月に入り、夏の終わりを感じつつも、まだまだ蒸し暑い日が続いています。

と同時に今年の蚊シーズンも終わりを迎えそうです。
2018年から続いている蚊ブーム
蚊と向き合えば向き合うほど、蚊を好きになったけど
心の余裕が無い時に刺されたり、近寄られたりすると無意識に叩き落してしまったりもします。
蚊の見え方=心の状態である事を知ってから蚊が気分のバロメーターみたいになっています。

今年の蚊シーズンは反省だらけです。
何度か蚊と接する機会はありましたが、90%以上叩き落しました。
つまり、心に余裕のない状態が続いていました。
その度に心の中で「申し訳ない」と蚊に謝罪をしていました。
心に余裕がある状態だったら素直に「撮影したい!」と思えます。
そんな蚊の価値のない、つまり蚊値のない日々が続いていましたが少しだけいい事がありました。

ある日の朝、カフェでコーヒーとドーナッツを食べていると
蚊が僕に近寄ってきました
なぜかその時の僕は冷静で無意識に蚊を撮影し始めたのです
そう、2年ぶりに蚊撮ができたのです。
蚊の種類はおそらくヒトスジシマカ(ヤブカ)でしょう。
シマシマが特徴で、アマゾンで売っているUSBコードに似ています。
蚊とコードは似ている
ヒトスジシマカ(ヤブカ)の雄は人の血も吸いますが、花の蜜が大好物
ドーナッツに付着していた砂糖を吸いたかったのでしょう。

その時に撮影した動画がこちらです。

蚊撮の動画は初めてでした。
静止画は蚊の一瞬の動きを捉える楽しみがありますが
動画は蚊と一緒になって作り上げる感覚があります。
コミュニケーションならぬカミュニケーションです。

今年の蚊シーズンの最後の最後にカミュニケーションによって
蚊値のある蚊撮が出来たことをうれしく思います。

また来年も蚊シーズンを楽しもうと思います。