カラーコーンから学んだ諸行無常

諸行無常

祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きありでお馴染みの諸行無常

私は仏教哲学の中で、諸行無常が一番好きです。

諸行無常とは・・・この現実の世界のあらゆる事物は,常に変化し続け、決して永遠のものではないということ。

例えば川、雲、空気、太陽、月のように自然は常に動き続けていますし、人間の細胞も常に細胞分裂をし続けていますよね。
自分は変わってない、成長出来ていなと言う人もいますが嫌でも自分は変わり続けているのです。

人も環境もお金も価値観も変わり続けているのだから、固定概念に悩む必要は無いよねとお釈迦様は言いたかったのだと思います。
しかし、諸行無常について本を読んだり誰かから説法をいただいたとしても、本質的な意味は理解できません。
最終的には自分で気づくしかないのです。

私は、どうしたら諸行無常をもっと感じる事ができるのかを問い続けた結果、日常にある諸行無常を記録する事にしました。

今回見つけた諸行無常はこちら

諸行無常

カラーコーン

私はこの5つのロープに繋がれたカラーコーンを見て諸行無常を感じました。
カラーコーンの役割は、自動車やバイクが進入禁止エリアに入らないように注意喚起する事です。
だからカラーコーンは色は赤やオレンジ等の目立つ色が多いのです。
それにしても、車のような動く鉄の塊と日々向き合うわけですから、過酷な役割かと思います。

小さな花や大きな花一つとして同じものは無い。

SMMAPの世界に一つだけの花を思い出します。

小さなカラーコーンや大きなカラーコーン一つとして同じものは無い。
ナンバーワンにならなくてもいい、元々特別なオンリーワン。

もう一度、写真を見てみましょう。

諸行無常

これだけ、ボロボロになったカラーコーンを見ると逆に注意喚起されると言うか
ここは危険なエリアかもしれない
と私は感じました。

カラーコーンはすべてキレイで同じサイズである必要はありません。

ボロボロだからこそ伝わることもあるのです。

そんな事を学ベた気がします。