まずは自分を救う事から

まずは自分を救ってから、人助けをしよう。
自分を救えない人に他人を救えない。
最近は格言のようになっている。
多くの人にも認知されていると思う。

それでも、辺りを見渡すと。
自分の手足を縛ったまま海に飛び込み、溺れている人を救おうと頑張っている人が沢山いる。

人を救おうとする人は、深刻な劣等感の持ち主だと言われている。
その通りだと思う。
このような特徴をメサイアコンプレックスと言う。

メサイアコンプレックスを簡単に説明すると、自己を犠牲にしても相手を助けようとする心理。
先にも上げたように、手足を縛った状態なのに相手を助けたいと思ってしまう。

人に感謝されないと自分を保てない。
承認欲求が、慢性化されている状態とも言える。

相手の笑顔の為に何かをする事はとても良い事だし、ビジネスに置き換えるとむしろ正しかったりする。
しかし、自分が無い人はこだわりが無く、小さな事もやり切れなかったりする。
他人の目線ばかり気にして、目的を見失ってしまう。
僕も経験がある。
人の機嫌を損ねないように会話をしていたのに、逆に裏切られてしまう事はよくある。
裏切られたと解釈しているのは自分自身なのだが。

よく成功者が言う、人の為に与え続けろは正しいが。
自分で自分を救えない人が他人の為には間違っている。

まずは自分を救ってから、まわりに目を向けよう。