人をイカす事について

前回、自分の怒りについて考えてみた結果
僕はどうやら「人が生かされていない」時に怒りを感じる事がわかった。

怒り怒りについて

そんな訳で、改めて人をいかす事について考えてます。

今回は言葉の意味について

「人をいかす」と言う言葉はいくつかあって

人を活かす
人を生かす
人を逝かす
人を行かす
人をイカす

それぞれの意味は

活かす

経験を役に立たせる、長所やメリットを引き出す。
ものごとを有効に使用すること、うまく使う 、活用する、駆使する、上手に使う、役立てる。
能力や経験の活用をあらわす表現。

生かす

生命をいかす。
動植物の生命の生死にかかわる表現。
命を長らえさせること、生存させる、生息させる、存命させる。

逝かす

逝かす(ゆかす)人を死ぬようにさせる。
命を落とすこと。本来の意味は死ぬ。死事。逝去。死去。

行かす

人をして行くように仕向けること。人を遣る。

イカす

しゃれている。あかぬけして見える。
かっこいい、しゃれている、魅力的である

それぞれ意味が似てたり、真逆だったり、とても心理的で面白い言葉だと思う。

人を活かそうとして、逝かしてしまったり。
なんて事もよくある。

性的な表現でも「イカす」は使われます。
「俺はイカせた事がある」
「私はイッた事がない」
「一緒にイコう」

などなど・・・

「人をいかす」はいろんな意味を含んでいる訳です。

仕事や組織・チームマネージメントの枠組みにおいては「人を活かす」が正しい使い方かと思いますが。
個人的には「人を生かす」を活用していきたいです。

なぜなら、人が活かされない状況が続くと、人は死んでしまうと考えているからです。

私はこれまで生きながら死んでいる人を沢山見てきました。
今の日本社会は、毎日を生き生き過ごしている人よりも、逝き逝き過ごしている人のほうが多いと感じています。

ほとんどの人が自分の長所・メリットを生かさず、生命を生かしていない。

私もその一人です。

どうすれば自分が生き生きするのかさえも分からない。

そんな不安な毎日を繰り返し、いつの日か逝ってしまうのはとても辛いですよね。

なんか、自己啓発強めの文になってしまいましたが、私はそんなふうに思ってます。