観自在菩薩

観自在菩薩

アウトドア般若心経2| 一節目

観自在菩薩(かんじざいぼさつ)

意味

観自在菩薩とは、みんなご存知の観音様と考えれば分かりやすいでしょうか。
般若心経は観自在菩薩がお話されている事を要約したお経なので、ある意味主役です。
この世を「自在」に「観」ることができるようい、修行をしている菩薩・人ですので、まさに自分自身であると考えても良いかもしれません。
観自在菩薩は悟りを導いてくれる師匠であり、時に自分自身でもあるわけです。

修行の気づき

アウトドア般若心経2を開始して二週間が経ちました。
振り返ると、この二週間はとても有意義かつ「気づき」の多い日々となりました。
これまで、歩くときは特に何も考えておらず、雑念だけがひたすら頭の中で散在する状況
余計な心配や勝手な妄想をただひたすら繰り返すだけでした。
しかし、アウトドア般若心経2の修行中はお経の文字を順番に探す事だけに集中しているので
不安感が一切なくなり、集中状態=夢中になっている良い状態が保てるようになりました。
まるで、子供の頃にカブトムシを探している時のような、そんな感覚です。
何かに夢中になる事の重要性を教えてくれました。
とは言え、相変わらず僕の中に「雑念」があふれています。
今回「観自在菩薩」を集める中でも
「じ」じゃなくて「し」でもいいじゃないか?
とか
順番通り集めるルールなのに、後の文字を同時探そうとする
とか
全然見つからないときは「ネットで探してしまおう」※これはルール外
とか
さらには1回目の「仏説摩訶 般若波羅蜜多 心経」に対する後悔
「訶」は「蚊」にすればよかった、、
とか
まだまだ修行が足らないと言うか、自分の雑念にも気づけるようになってきました。
先にも言いましたが、アウトドア般若心経2を初めて事で、日々が少しだけ楽しくなったのは間違いありません。
このまま最後まで修行を全うしたいと思います。

アウトドア般若心経とは、みうらじゅんが提唱した「般若心経」の新しい写経のことです。
経文を街の看板やポスターなどから探して写真を撮影し集める修行になります。

写経

観

自

在

菩

薩

マイルール

・寺社にある文字は無し
・お経の順番通りに集める
・響きが合っていればなんでも良い

今ココ

仏説摩訶般若波羅蜜多心経
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相
不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中
無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽
乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得
以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想
究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故
得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多
是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪
即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
菩提薩婆訶 般若心経