死ねばずっと寝ていられる

不意に死にたいと思う事がある。
本気で死にたいと思っているわけではないが、死ねばずっと無の状態でいられるからいいなと思う。

目の冷めない睡眠状態。

僕は寝るのが好きだ。
夜、布団に入ると幸せだと感じる。
朝、布団から出るのは辛い。
寝不足も辛い。
若い頃もオールは控えるタイプだった。
たまに朝帰りの時も風呂に入って、布団に入るのは最高の気分だった。

寝るのは幸せだ。
嫌な事を忘れられる。
たまに嫌な夢を見るけど。

サラリーマンの友人達と会話している時も、寝る時が1番幸せと言う意見はよく聞く。
僕もそんな時もあったし、今でもたまにそう思うこともある。

でも、いつか死んでずっと無の状態になれるのであれば、死に急ぐ必要はない。
そう考えると、寝ている時以外の時間も大切に思えてくる、人間いつかは死ぬ、いつかは永遠と睡眠できる。
その永眠までに辛いこと悲しいこと楽しいことたくさんすればいいと思う。

自殺者が増えていると言うニュースを聞く度、心がキュッとなる。
自分で自分を殺してしまうほど辛い状態。
想像を絶する。 

死んだ後の世界は誰も見たことがない、もちろん僕も知らない。
だから死ぬ事は永眠だから寝ている状態と同じなんだと言い切ることはできない。
死んだ後の世界は地獄や天国があるかもしれないし、輪廻転生するかもしれない。

僕は
死=永眠だと思っています。

なんとなくそんな気がします。

だから、自殺を考えている人に言えることは
いつでも永眠はできるんだから、起きている今この時をもう少し工夫して、どうにか起き続ける選択肢がないのかを今一度考えてもらいたいと思ってます。

今は心の時代と呼ばれているほど、心に傷を持った人が多く存在しています。
みんながみんなお互いを牽制しあい、小さくて見えないほどの透明のナイフを手に持ち、自分を守るためにその小さなナイフで刺し合います。
ときには自分を抑えきれず、ナイフを振り回し無差別に人を切りつける人もいます。
小さなナイフでも切り刻まれ続けたら人は死んでしまいます。

自殺は他殺です。

心の傷つき具合をデータ化して誰がその人を傷つけたのかを算出できるようになってほしい。 

言葉の直接的な暴力より、無意識の中で計算しつくされた暴力の方が怖い。

収まりがつかなくなってきたので今日はこの辺で終りにします。

今日も睡眠楽しみ。