不快な事があったら

生きていれば不安なこと辛いことショックな事をたくさん経験するだろう。

もし、不快な気持ちになったら、その気持ちと向き合ってほしい。

なぜ今自分が不快な気持ちになっているのか、なぜ自分の心が傷ついているのか、誰のどんな発言や行動で今の自分の精神状態になっているのか。

それは他人が悪いのか、自分が悪いのか。
それは他人に言えば解決できるのか、自分が変われ良いのか?

昨今、コロナ時代で多くの人の心が傷ついていると思う。
今日もコップの水が今にも溢れそうで、ある種のパニック状態になっている人を見かけた。
パニック状態かつ興奮状態になると物事を冷静に判断できず、事実から大きくかけ離れた解釈をし、その間違った解釈の種を撒き散らかす。
そしてまた別の誰かがその間違った解釈を独自に解釈し関係のない人々を巻き込む。

感情むき出しでちょっとしたパニック状態になった人は例えるなら小さなナイフを振り回しているような感覚だ。

感情論の悪いとこであり、良いところでもある。

逆にポジティブな感情の興奮連鎖はとてもすばらしいと思う。めったに体験できないが、、、

ネガティブな感情を撒き散らし第二、第三の被害者を産まないためには、ネガティブな感情の元となる不快な気持ちの原因をしっかりと見極めるべきだと思う。

なぜ自分が今不快な気分になっているのかを自分自身で把握したほうが良い。

その出来事とは違うところに原因がある可能性もある。
例えば子供に強く当たる本当の原因は夫婦関係だったり、夫婦関係悪化の原因は嫁姑問題だったり。

その本質的な原因と向き合わない限りは何も解決できない。

なんか楽しくない世界だな。
そう見ているのも自分次第。

ショックな事があったら、まずは向き合ってみる事。
そして、事実と解釈を整理して、他人の勝手な解釈は川に流してしまおう。
そして事実と向き合い、自分が改善できること変化できる事を見つけて、成長の肥やしにしよう。

それでも不快感が残るなら、蚊に刺された後の半日間我慢する感覚と同じように受け入れよう。