出会いのきっかけは、樹木希林さんです。
彼女がラジオで人生フルーツを大絶賛していたので観ました。
案の定、最高の映画でした。
映画と言うよりも、人生でした。
映画中、樹木希林さんのナレーションで何度も繰り返される言葉
風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生の基本がこの言葉に集約されています。
人も自然もすべては縁によって繋がっている。
もし、枯れ葉が落ちなかったら・・・
もし、土が肥えなかったら・・・
もし、実がならなかったら・・・
どこかで縁が切れたら、次はありません。
夫婦が自然と向き合い続けたからこそ生まれた自然のサイクルが
ときをためる事なのだと思いました。
映画中ずっと泣きそうでしたが、孫の為に手作りのシルバニアファミリーを作ってあげたエピソードで号泣でした。
自分が何を大切にしているかが分かった瞬間でもありました。
お孫さんが「シルバニアファミリーのおうちが欲しい」とおねだりするのですが「プラスチックはダメだ」と言って、手作りしてあげるのです。
お金が無いわけではありません、むしろ材料費・時間を考えると高くなるはずです。
本当に大切なものをプレゼントしてあげたいという気持ちが伝わりました。
買うことが悪くて、手作りが良いという事ではなくて
自分ができる事を一生懸命やってあげる事が、一番大切。
その一生懸命は美しい形となり、孫の心に残っているはずです。
何よりも代えがたいプレゼントなのです。
愛情に溢れています。
他に語りたい事は沢山ありますが、文章が苦手なので
今後の活動や作品で表現できればと思っています。
人生フルーツ
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