無意識にダメージをもらい続けている

人とのコミュニケーションで重要なのは、意識ではなく無意識と言われています。

笑顔で優しい言葉かけても、無意識の中で憎んでいたら、結果手にら不快感を与えます。
直接的ではなく間接的に攻撃していたり、それこそ無意識に誰かを不快にさせるアクションをとっています。

例えば、人を笑う行為は無意識の中に憎しみがあるケースがほとんどです。
ダメな人を見下し、笑い、自分の心の安定剤にしているのです。
人を馬鹿にする笑いは、ある種の精神安定剤です。
実は笑っている側の方が心が寂しかったりします。

無意識のダメージは
何気ない日常会話にも潜んでいます。
面白いのは
言葉を発する側の意図はあまり関係無い点です。

例えば、
〇〇さんは、優しいよね。
と言う発言。
〇〇さんとは自分ではない誰かです。

例えば
家族や親友に〇〇さんは優しいよねと言われた時、あなたはどう思いますか?

僕は、「自分が優しくない」と言われているように受けた取ってしまいます。
なぜなら、自分が優しくない事を知っているし、気にしているからです。

発信側は〇〇さんが優しいと言う事実を伝えたかっただけかも知れないのに、僕は「自分が優しくない」と解釈してしまうのです。

このような無意識の攻防は多くあります。
直接人を傷つける事はできないので、間接的にわからないよう相手を責めるのです。

思った事を言えない日本人の多くがこの状態であると言えます。
間接的で、分かりづらい言葉の暴力はボクシングで言えば見えないパンチと同じです。

パンチが見えないので、ボコボコになります。
言葉巧みな人は見えないパンチで相手をKOさせる事も可能です。

見えないパンチライン

相手に気づかれないよう相手を痛めつける事です。

何かわからないけど、人との会話が辛い。
知らないうちにストレスが溜まっている人は気をつけてください。

自分が気づいていない間に、ボコボコにされてるかもしれません。

まずは、見えないパンチが、見えるようになりましょう。
それだけでも状況はだいぶ変わります。

無意識にパンチを振り回している人が見えてきます。
そんな人が、哀れに見えてきます。
その場合は一旦、その人から距離をとってください。
そして
パンチを止めれるくらい、言葉のボクシングが上手になったら教えてあげましょう。