お会計で気を使う

今回は大人数で食事した時、誰がお会計をするのか問題です。
僕はとても気になります。
子供の頃からの癖かもしれません。
もちろん家族で食事をした時は父か母が払うのですが、親戚や微妙な関係となると誰が払うのか心配になります。
たまに圧倒的な金銭力で、周りを寄せ付けず支払ってくれる人もいます。そんな時は安心して食事ができます。
僕もそんな人間になりなかったです。
なぜなら大人数で食事をすると、支払いのことが気になりすぎて、まともに食事ができないからです。
最初から自分が全部支払うと決めていれば、食事に集中できます。

この気持ち、わかる人とわからない人で別れる事と思います。
大きく言えば
わかる人→他人の世界で生きてる人
わからない人→自分の世界で生きてる人
と考えます。

自分の世界で生きてる人は、基本的には自分に集中できているので、心に余裕があります。
お会計で誰が支払うかなど、いちいち気にしません。
目の前の食事を楽しめます。

ちなみに僕は他人の世界で生きてきました。
人の目を気にして生きてくのはとても疲れます、ずっと舞台の上で生活しているような感じだとご想像ください。

お会計を誰が払うかを気にしているのも、他人を意識しすぎているからです。
気にしない時は先程上げたような、圧倒的な金銭力を持っている人か、心知れている友人くらいです。

心知れている関係は「支払いの形」ができています。
そんな時は安心です。

コロナ以降、大人数での食事は無くなりました。
そして電子マネーの発達で割り勘が気軽にできるようになりました。
他人の世界で生きている人の心が少しずつ楽になってします。